黒猫の怨霊 (1962年)

黒猫の怨霊
【監督・制作】ロジャー・コーマン
【原作】エドガー・アラン・ポー
【脚本】リチャード・マシスン
【音楽】レス・バクスター
【出演】ヴィンセント・プライス
    マギー・ピアース(レノーラ)
    ピーター・ローレ(モントレソー)
    ベイジル・ラスボーン(カーマイケル)




観想】

3話のオムニバス作品でヴィンセント・プライスさんが

全ての話に出演されています。

私はこの中で「黒猫」の話しか知りませんでした。(;^_^A アセアセ・・・

「黒猫」と言えばホラー映画の巨匠たちが作られています。

「マスターズ・オブ・ホラー悪夢の狂宴」ダリオ・アルジェント監督

「恐怖!黒猫」ルチオ・フルチ監督

「13thirteenマスターズ・オブ・ホラー2」スチュアート・ゴードン監督

最後の展開は同じですけど、それぞれ違う話なので

見比べてみると面白いですよ。


3つの話の中で私が一番良かったのは

催眠術の話
です。

死んでも意識だけ生きているというユニークな設定が

面白かったです。






あらすじ】 ※完全ネタバレ注意



怪異ミイラの恐怖


レノーラは大都会ボストンから26年ぶりに帰郷。

家に入ると、まるで廃墟のように荒れ果て

父が1人で暮らしていました。

挨拶に行くと、

「何しに来た?驚いたか!気味悪いだろう」と言います。


レノーラを生んだ事で若くして母が他界

父は妻(モレラ)の後を追って死のうかと思ったが死にきれず

最愛の妻を奪った娘を殺したいほど恨んでいたのです。

黒 1憎しみ


母は出産後、体調が悪いのにもかかわらず家でパーティーを開いた事で倒れ

死ぬ直前に「赤ん坊のせいだ!復讐してやる」と

何度も言って息を引き取ったのだと言います。

遺体は墓に埋めず、この屋敷の部屋のベッドに安置していました。


レノーラが帰郷したのには訳がありました。

不治の病で余命わずかだったのです。

その事を父に告白すると今までの事を謝罪し

「遅いかも知れないが2人でやり直そう」と言ってくれました。

しかし、2人の暮らしも長くは続かず、

ベッドで眠っていたレノーラの体調が突然急変!

そのまま亡くなってしまいました。

黒1娘の死

レノーラが息を引き取るとレノーラの体がモレラに変化!

黒1蘇る

「この時を待っていたのよ!復讐し生き返るこの時を!」

黒1復讐2

生き返ったモレラは何故か夫の首を絞め屋敷は火事で焼失してしまうのでした。







黒猫の怨霊


猫が大嫌いなモントレソーは17年間も働きもせず

針子で稼いだ妻のわずかな賃金を奪って

昼夜問わず酒を飲み続けていました。

ある日、モントレソーはタダで酒が飲める

「ワインの味きき会」の会場を発見!

ゲストに呼ばれていたワイン味ききの第一人者ルクレシ氏と

対決する事になりました。

勝負はなかなかつかず、

最後にはモントレソーが酔っぱらって寝て終了となりました。

ルクレシはモントレソーと仲良くなり家まで送る事に。

そこで出会ったモントレソーの妻アナベルに一目惚れし、

2人は恋に落ちてしまいました。


最近妻から酒代をもらえるようになった事を不審に思ったモントレソーは

いつもより早く帰宅すると、浮気の現場を目撃!

黒2浮気

その事を妻に問い詰めると浮気を認め

「あの人の所へ行く」と言いだしました。

黒2別れ話


モントレソーはルクレシを夕食に招き

食事の前に酒を振舞いました。

その酒には薬が入っており、

目覚めると壁に磔にされていました。

隣にはアナベルの死体が!Σ(・ω・ノ)ノ!

黒2埋める

モントレソーはルクレシを生きたまま

レンガの壁の裏に埋め込んでしまいました。



数日後、家に2人の警官がやって来ました。

酒場で大金を使っていると言う情報を聞きつけ不審に思って

捜査に来たのだと言います。

最初に地下室を捜査すると、壁の中から猫の鳴き声が聞こえました。

警官が壁を壊すと中から遺体が発見されるのでした。







人妻を眠らす妖術


不治の病で痛みに苦しむバルデマー氏は無償で催眠術をしている

カーマイケルに頼んで催眠術で痛みを無くしてもらっていました。

黒3痛みが消える


妻のヘレンは「催眠術をかけている間の

カーマイケル氏はあなたの名前を呼び捨てにするし

愛憎も無く人が変わるのよ」と心配しました。

しかしバルデマーは気にしませんでした。


余命が僅かだと悟っているバルデマーは妻に

「私が亡くなったら医師のジェイムズと再婚し幸せになって欲しい」と

話しました。

黒3再婚

バルデマーは2人が互いに惹かれ合っている事を知っていたのです。



カーマイケルはバルデマーが亡くなる直前に催眠術をかけ

臨終を遅らせる実験をしたいと提案。

妻とジェイムズ医師は反対しましたが

バルデマーは協力する事に。


死が近いと悟ったバルデマーは催眠術をかけてもらい

死後の世界を皆に話し始めました。

体は死んでも意識だけは生き続けているのです。

バルデマーの意識は生き続け屋敷中に声が響き渡りました。


カーマイケルはヘレンを呼び、

バルデマーから「ジェイムズと結婚してほしくない」と言わせ

黒3遺志


「私と結婚しなければバルデマーは永遠にこのままにする」と脅迫

しつこく迫って来ました。

ヘレンは悲鳴を上げ助けを求めると

死んだはずのバルデマーがドロドロになりながら甦り

カーマイケルを襲い2人は息絶えるのでした。




オススメ度】 
























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